ゴルフ初心者の方に読んで欲しい!ゴルフクラブの種類と代表的な機能、初歩的な知識を解説。

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ゴルフクラブの知っておいて欲しい知識とドライバーでのヘッドスピードと飛距離の目安を解説!

ゴルフクラブはゴルフ場をラウンドする時に使用するボールを飛ばす道具のことで、ラウンドには欠かせない道具です。

ゴルフは「求る飛距離」「使用する場所」「求める性能」によって使用するゴルフクラブの種類が変わります。今回はゴルフクラブの基礎知識を解説をしていきますので、ゴルフクラブを使用する際の参考にしてください。

目次

ゴルフクラブの種類

ゴルフクラブはヘッド形状の違いにより大きく6種類に分類され、それぞれのクラブには名称があります。ここではその6種類のゴルフクラブの特徴と使用する場面を解説します。

ドライバー

ゴルフクラブの中で一番長くてヘッド(ゴルフクラブの頭の部分)が大きいゴルフクラブで、ロングホールやミドルホールの1打目で使用します。

フェアウェイウッド

ドライバーに次ぐ長さのゴルフクラブで、ロフト角と長さの違いで「3W」「4W」「5W」「7W」等があります。ロングホール・ミドルホールの2打目で使用します。

ユーティリティ・ハイブリッド

フェイウェイウッドに次ぐ長さのクラブで、ロフト角と長さの違いで「H3」「H4」「H5」「H6」等があります。フェアウェイウッドと同じくロングホール・ミドルホールの2打目で使用します。

アイアン

銀色の金属製のヘッド(ゴルフクラブの頭の部分)のゴルフクラブで、ロフト角と長さの違いで「3I」~「PW」などに分かれます。過去には「2I」「3I」なども販売されていましたが、現在はロフト角を立てることで飛距離が出るようになっていて打ちやすいユーティリテイ・ハイブリッドが増えた等の理由により、「5I」・「6I」~「PW」のような揃え方が増えています。ショートホールの1打目やロングホールやミドルホールの2打目・3打目で使用します。

ウェッジ

アイアンと同じく銀色の金属製のヘッド(ゴルフクラブの頭の部分)のゴルフクラブで、様々なロフト角・バウンス角(ソールの角度)があります。過去には「AW」「SW」の2本が多く使用されていましたが、現在はアイアンのロフト角が立って飛距離が出るようになっていることもあり、アイアンの「PW」のロフト角を基準に、ウェッジを2本もしくは3本を揃える方が増えています。100ヤード以下の距離やグリーン周りのアプローチ、バンカーで使用します。

パター

一般的には一番短いゴルフクラブで、グリーンで使用します。

ゴルフクラブの機能

ゴルフクラブを理解するには様々な機能を正しく理解しすることが重要です。ちょっと難しいかもしれませんが代表的な機能を解説します。

ゴルフクラブの各部の名称

ロフト角

シャフト(ゴルフクラブの棒の部分)の中心線に対するフェース面(ゴルフクラブの頭の部分でボールを当てる面)の傾斜角のことで、ゴルフボールを飛ばす際の「打ち出し角」「バックスピン量」に大きな影響を与えます。

ライ角

フェース面(ゴルフクラブの頭の部分でボールを当てる場所)を目標に対してスクエア(垂直)な状態にしてアドレス(構える)した時のシャフト(ゴルフクラブの棒の部分)の中心線と地面との角度のことで、この角度が大きいものを「アップライト」小さいものを「フラット」と呼びます。ライ角の違いによって、ゴルフボールのつかまりやすさが変わります。

フェースプログレッション

シャフト(ゴルフクラブの棒の部分)の中心線の延長戦からリーディングエッジ(ゴルフクラブの頭の部分でボールを当てる面の最下段)までの水平距離のことで、この数値が大きい方がボールが上がりやすく、小さい方がボールがつかまりやすくなります。

重心距離と重心位置

重心距離はシャフト(ゴルフクラブの棒の部分)の中心線の延長線上からヘッドの重心までの垂直の距離のことで、重心深度はリーディングエッジ(ゴルフクラブの頭の部分でボールを当てる面の最下段)からヘッドの重心までの水平距離のことです。
一般的には重心距離が長いほどゴルフクラブのヘッドが返りにくく(ゴルフボールがつかまりにくくなる)なり、重心深度が長いほどスイートエリアが拡大します。

フレックス

フレックスはシャフトの硬さのことで、柔らかいフレックスから順に「L」「A」「R2」「R」「SR」「S」「X」という記号で設定されています。「L」は女性用のフレックス、「R2」は男性用で一番柔らかいフレックスというようにゴルファーが選びやすいようシャフトに表示されています。

ゴルフクラブと飛距離の関係

ゴルフボールはヘッドスピードとボールスピードが上がるほど飛距離が伸びます。

ヘッドスピードを上げるには、ヘッドスピードに最適な「重量」かつ「シャフト特性と硬さ」をマッチさせることが重要です。

ボールスピードを上げるためには、「ヘッド重量を重くすることで運動エネルギーを高める」「ヘッドのスイートエリアを拡大することでスイートエリアを外した時のボールスピードの減少を最小限に抑える」ことが重要です。

ゴルフクラブのシャフト特性

ゴルフクラブのシャフトは大きく5種類のタイプに分類されます。それぞれの特性には相性の良いスイングタイプがありますので、個々のスイングタイプに合わせたシャフトを選択することが重要です。

手元調子 ※自然に粘ってつかまりを抑えるタイプ

手元側がしなるタイプで、自然に粘ってつかまりすぎないシャフトを望まれる方に相性が良いシャフトです。

中調子(水平型) ※全体がしなりくせのないタイプ

手元から先端までしなるタイプで、全体が素直にしなってくせがないシャフトを望まれる方に相性が良いシャフトです。

中調子(谷型) ※しなり感があってスピードが出やすいタイプ

中央部分がしなるタイプで、しなり感がありながらつかまりすぎないシャフトを望まれる方に相性が良いシャフトです。

先中調子 ※自然に走ってつかまりやすいタイプ

先端側がしなるタイプで、自然に走ってつかまりやすいシャフトを望まれる方に相性が良いシャフトです。

中手元調子 ※しっかり感がありコントロールしやすいタイプ

手元側と先端側がしなるタイプで、しっかり感がありながらつかまえやすいシャフトを望まれる方に相性が良いシャフトです。

ドライバーのヘッドスピードと飛距離の目安

ドライバーを使用した際のゴルフボールの飛距離とヘッドスピードの目安です。ご自身がどれくらいのヘッドスピードなのかを把握する際の目安にしてください。

ヘッドスピードドライバーでの飛距離対象
48m/s以上280ヤード超男性のハードヒッター
43~48m/s未満240ヤード超男性のセミハードヒッター
38~43m/s未満200ヤード超一般的な男性・女性のハードヒッター
33~38m/s未満150ヤード超男性シニア・女性のセミハードヒッター
33m/s未満150ヤード未満一般的な女性
ドライバーのヘッドスピードと飛距離の目安

まとめ

今回はゴルフクラブの初歩的な知識を中心に解説しました。

ゴルフクラブは使用するゴルファーの「ヘッドスピード」と「スイングタイプ」に合っているかどうかで発揮される性能が大きく変わります。ゴルファーに合っていないゴルフクラブを使用した場合、「求める弾道や飛距離が出ない」「ゴルフボールが曲る」といったことが起こり、最悪その球筋を修正しようとしてスイングがおかしくなってしまうことが多々あります。

ゴルフクラブの選び方が分からない方は、一度お近くのゴルフショップの店員さんに相談してみましょう。

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