ゴルフシューズに悩んでいる方に読んで欲しい!ゴルフシューズの素材・機能とサイズの選び方を解説します。

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ゴルフシューズの素材・機能とサイズの選び方を解説!

ゴルフシューズはゴルフ場をラウンドする時に使用するシューズのことで、ラウンドには欠かせないシューズです。ゴルフシューズには「スイングなどで左右に体重移動を行っても安定感がある」「ゴルフ場の傾斜を歩いても滑りにくい」「長時間歩いても疲れにくい」といった機能が求められます。

今回はゴルフシューズの代表的な機能・素材などの解説をしていきますので、ゴルフシューズを購入する際の参考にしてください。

目次

ゴルフシューズの靴底

ゴルフシューズの靴底はソフトスパイク鋲を使用した「ソフトスパイクシューズ」と、ソフトスパイク鋲を使用していない「スパイクレスシューズ」の2種類に分かれます。
最近では、「スパイクレスシューズのグリップ力が向上している」「ソフトスパイク鋲の交換が大変」「ソフトスパイク鋲の単価が上がっている」といった理由により、メンテナンスが楽なスパイクレスシューズを使用される方が増えています

Adidas CODECHAOS 22 BOAとZG23 BOA のソール

ソフトスパイクシューズ

ソフトスパイクシューズは靴底にゴムや樹脂製のソフトスパイク鋲を配置することで、スイング時・歩行時に強いグリップ力を発揮します。靴底に取り付けられたソフトスパイク鋲は使用すると徐々に摩耗して削れていくため、ソフトスパイク鋲の爪が減ってスイング時・歩行時のグリップ力が低下してきた時はソフトスパイク鋲の交換が必要となります。

ソフトスパイク鋲が外れた状態で使用し続けると、靴底のソフトスパイク鋲を取り付ける穴が地面との摩耗によって破損してしまい、ラウンド後にソフトスパイク鋲を取り付けることができなくなります。ソフトスパイク鋲が外れた場合は、速やかに新しいソフトスパイク鋲を取り付けましょう。


最近では、ソフトスパイク鋲の交換に必要な「お金」「時間」「手間」を理由に、徐々にスパイクレスシューズに買い替える方が増えています。

スパイクレスシューズ

スパイクレスシューズはスイング時・歩行時のグリップ力を維持するために、ゴルフシューズの靴底にソフトスパイク鋲の代わりとなる多くの凹凸が成型されたシューズのことで、最近ではソフトスパイクシューズ並のグリップ力を発揮するスパイクレスシューズも増えてきています。靴底の凹凸は使用すると徐々に摩耗して削れていくため、スイング時・歩行時のグリップ力が低下してきた時はゴルフシューズの買い替えが必要となります。
※スパイクレスシューズの摩耗した靴底は交換できませんので、ゴルフシューズ本体を買い替えることになります。

ゴルフシューズのアッパー素材

ゴルフシューズのアッパー(甲の部分)に使用される素材は「合成皮革」「天然皮革」「合成繊維」の3種類があります。また、ゴルフシューズの履き心地やメンテナンス方法はアッパーに使用される素材によっても大きく変わります。

合成皮革

低価格帯から中価格帯の多くのゴルフシューズに使用されいて、水や傷に強くメンテナンスが楽な素材です。合成皮革は伸びにくい素材のため、サイズの合っていない合成皮革のゴルフシューズは足のむくみ等により足が痛くなる場合があります。また、長期間使用することで、合成皮革の表面にひび割れや剥がれが発生する場合があります。

天然皮革

柔らかな履き心地と耐久性に優れており、高価格帯のゴルフシューズに使用されている素材です。使用していると徐々に革が伸びて足に馴染んでくるため快適な履き心地を求められる方にお勧めですが、革の状態を維持するための手入れが必要となります。

合成繊維

ランニングシューズのアッパーに多く使用されており、最近ではゴルフシューズへの使用も増えてきている素材です。 伸縮性が高くやわらかな履き心地が特徴ですが、アッパー部分の撥水加工の有無により水への耐性が大きく変わります。 また、合成繊維のアッパーは繊維を編み込んだ作りとなっているため、繊維の編目に埃・汚れが溜まりやすくなります。

ゴルフシューズの靴ひも

ゴルフシューズの靴ひもは、「靴ひも」と「BOA(ダイヤル式)」の2種類に分かれます。

NewBalance FuelCell 1001 v4 SL BOA

BOA「ダイヤル式」

BOAとは、ゴルフシューズの中にワイヤーが通っていて、ダイヤルを回すとワイヤーが締まり足を固定するシステムのことです。プレー中に靴ひもの結び目が緩むことがなくしっかりホールドし、ワンタッチでゴルフシューズを脱ぐことができます。
靴ひものモデルよりも価格が少し高くなりますが、足全体が靴に固定されるので安定感がある・靴ひもを結ぶ手間がかからないなど、足全体のホールド感を求められる方体が硬くなって靴ひもを結ぶのが難しくなってきた年配の方を中心に支持されています。

靴ひも

靴ひものモデルは靴ひもの締め付けを工夫することで、締め付けたいポイントや緩めたいポイントを調整することができます。靴ひもで履き心地の調整されたい方、靴ひもを締めるのが苦にならない方、価格を気にされる方に支持されています。

BOAのデメリット

BOAのゴルフシューズは靴ひもと違い、まれに「ワイヤーが切れる」「ダイヤルが壊れる」といったBOAシステム自体が破損してしまう場合があります。製造メーカーによっては「切れたワイヤーの修理」「破損したBOAの修理」を有償で受け付けている場合もありますので、ゴルフシューズのBOAが破損した場合は一度購入されたゴルフショップに相談してみましょう。

ゴルフシューズのインソール

ゴルフシューズのインソールは、長距離を歩いても足への負担が軽減されるようクッション性の高いインソールが使用されています。お気に入りのインソールや医療用のインソールを使用する場合は、購入した時に入っているインソールを取り除いてから、新たなインソールを挿入します。

スタッフ

購入した時に入っているインソールとお気に入りのインソールは厚さが異なることが多く、インソールを入れ替えることで履き心地が変わってしまうことがあります。購入後すぐにお気に入りのインソールに入れ替える場合は、使用するインソールをゴルフショップに持参し、インソールを入れ替えた状態で試し履きができるか相談してみましょう。

ゴルフシューズのサイズ

ゴルフシューズのサイズで重要なのは「長さ」と「幅」の2種類です。

ゴルフはゴルフシューズを履いたまま8キロ~9キロ、時間にして4時間ほどの距離を歩いたり走ったりするスポーツです。足のサイズに合わないゴルフシューズを使用すると、ラウンドの途中で足が痛くなるといった苦痛を伴うことになります。

スタッフ

ゴルフシューズは足が浮腫んでも痛くならないよう横幅が少し余裕のあるサイズを購入しましょう。足は朝起きてから時間が経つにつれて徐々に浮腫みます。ゴルフシューズを購入する際は、ラウンドで使用するソックスを持参し、午前中は「ゆったり」、午後は「ちょっとゆったり」、夜は「ぴったり」を目安に試し履きをして購入しましょう。

長さ

靴の長さとは、「つま先の先端」から「かかと」までの長さです。一般的なゴルフシューズは0.5㎝毎に長さが設定されています。

長さが小さいゴルフシューズを使用すると、足の指先が痛くなる・爪が変色する・かかと部分の布地が破れるといったトラブルが発生する場合があります。逆に、長さが大きいゴルフシューズを使用すると、足が前後に動いてしまう・「かかと」が浮いてしまう・坂道などで脱げてしまう・踏ん張りがきかないといったトラブルが発生する場合があります。

靴の幅とは、「親指の付け根下の膨らみ」から「小指の付け根下の膨らみ」までの長さです。一般的には「E」とか「EEE」といった記号で表記されます。

幅が小さいゴルフシューズを使用すると、足が浮腫むことで靴に足の脹らみが当たり続け、ラウンドの途中から足が痛くなるといったトラブルが発生する場合があります。
逆に、幅が大きすぎるゴルフシューズを使用すると、「足が左右に動いてしまい踏ん張りがきかない」「スイングが安定しない」「傾斜などを歩いていたらゴルフシューズが脱げてしまった」といったトラブルが発生する場合があります。

まとめ

今回はゴルフシューズの基礎知識を解説しました。

ゴルフシューズは、「靴底」「アッパー素材」「靴ひも」の組み合わせで性能・価格が変わります。ラウンド中はゴルフシューズを履いたまま約9キロ、時間にして4時間ほどの距離を歩いたり走ったりしますので、サイズが合わないゴルフシューズを使用すると様々なトラブルが発生します。

ゴルフシューズを購入する際は、ゴルフショップにゴルフ用ソックスを持参して、自分の足の浮腫みを想定しながらサイズの確認を行い、「価格」「性能」「履き心地」を考慮してから購入するようにしましょう。

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